なぜ健康経営サポートに心理士が必要なのか?① ―3つの質問に答えて経営リスクを知ろう♪
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働く人の3本柱
「こころ・からだ・考え方」をサポート♪
心理サロンもちの木です!
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こんにちは♪
働くみなさまの
こころ・からだ・考え方のバランスは
今日も良い感じに
整っていますでしょうか?
さて
今日は
健康経営とメンタルヘルスについて
外部のEAPの心理士として
経営者や労働安全衛生の担当など
メンタルヘルスの業務に関わる方々に
向けてお伝えしたいと思います!
目次
ストレスチェックはだれの何のためにあるの??
2015年に
ストレスチェック制度が
義務化されて7年が経ちました。
制度の主目的である
従業員のストレスの気づきや対処の支援
職場環境の改善は
どのくらい進んでいるのでしょうか。
私がここ2,3年講演会などで
担当者の方から頂くご質問は
ストレスチェックと聞いて
「知らない」というより
「活用の仕方を知らない」
と話す方の方が圧倒的に
増えた印象があります。
ストレスチェックの導入は
周知されつつあるものの
実施後の活用に
お困りの担当者の方が
多いということでしょうか…。
実施が目的
となってしまい
ストレスチェックの結果は
本人が知るのみで
結果が宙に浮いた状態となり
その後の対応がしづらいとの
お声もいただきます。
あなたの職場はいかがでしょうか?!
職場のメンタルヘルスの問題は
経営者:休職者
どちらの側にとっても
とても大切な内容です。
お伝えしたいことが
たくさんあるので
3回シリーズで
書いてみたいと思います!
ストレスチェックの本当の目的
今回は
3つの質問形式で
進めたいと思います☺
Q1 まずひとつめの質問です。
ストレスチェックは
① 病気を見つけることが目的で制定された
② 病気を予防することを目的に制定された
さて
どちらだと思いますか?
・
・
・
(thinking time…)
・
・
・
答えは
②病気を予防することを目的に制定された
です。
①は不正解というわけではないですが
目に見えないメンタルの問題は
予防対策が
最も病気にならないための近道となります。
早期対応が何より大事なのです!
Q2 では2つ目の質問。
何故早期対応が大事なのでしょうか?
・
・
・
(thinking time…)
・
・
・
理由は大きく2つあります。
①一つは経営リスクの観点から
②もう一つは休職リスクの観点から
です。
まず1つ目の経営リスクについてです。
これは単に休まれたら人が減って困る
というレベルではなく
経営のリスクに
関わる重要な問題です。
そこで
Q3 3つめの質問です。
↓
労働者の年収500万円の社員が1年休職した場合
どの程度の損失が生じるのでしょうか?
・
・
・
(thinking time…)
・
・
・
答えは、
年収の2倍~3倍の損失があると言われています。
あなたはご存知でしたか?
数字でみる社員の休職に関連した経営リスク
労働者の年収500万円の社員が1年休職した場合
その2倍~3倍の損失があるというデータがあります。
このように具体的な数字を知ると
病気にかかる前の予防に力を入れることの方が
どれだけ有益かということがわかります。
具体的に算出したデータ(2017)をご紹介しますね。
年収500万円の従業員が1年間休業した場合の損失額
(1) 発症前の人件費損失(3ヶ月)
41.6万円×3ヶ月=125万円
(2) 休職中の休業手当(1年間)
41.6万円×0.6×12ヶ月=300万円
(3) リハビリ出勤期間(3か月)
41.6万円×3ヶ月=125万円
(4) 代替要員の人件費
41.6万円×12ヶ月=500万円
(5) 上司のフォローに要する人件費
2.1万円×12ヶ月=25万円
(6) 既存社員の残業代+代替要員の教育費
41.6万円×1.25×8ヶ月=416万円
1490万円
引用元:
15年前に私がこの事実を知った時は
衝撃でした。
そして
ひとりでも
メンタルの病にかかる人を
出してはいけない!
と心に誓い
心理専門職として
複数の職場に関わらせていただき
健康経営に関する情報提供と
予防的活動を
行っているところです!
(予防活動は生産性のアップなど
予防以外の影響にも及んでいます
➡これについては後日☺)
あなたの職場ではメンタルヘルス予防として
どんな活動に取り組んでいますか?
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