心理サロンもちの木 ほっとする心理学

Profileプロフィール

心理サロンもちの木は、
話す・気づく・学ぶ・活用する・呼吸するの5つの要素で構成し、
カウンセリングとコーチングを融合した
新しいスタイルのセッションをご提供しています。

心理サロンもちの木 5つの要素「話す・気づく・学ぶ・活用する・呼吸する」 5つの輪について

代表メッセージ

はじめまして

これまでの「もちの木心理セラピールーム別府」の活動に加え、
2020年よりオンライン化しました「心理サロンもちの木」へようこそお越しくださいました。

心理士として数多の企業や行政・教育機関で経験を積んだ私が、
「もっと働く人たちを支えたい」
そう思った理由をお話します。

もちの木心理セラピールーム別府 中村 亜紀子

「相談するほどじゃない」が招く
―思い込みやこだわりがもたらす虚の目標が生み出すもの―

まず、心理士のカウンセリングと聞いてあなたはどんな印象を持ちますか?
「悩み事を聞いてくれる人」「一緒に解決の糸口を探ってくれる人」…
確かに職場や学校の相談室で「聴いてもらってすっきりした!」「解決のヒントをもらえた」と言われる方は多いです。
私自身その役割を担って15年以上が過ぎたところですが中には「甘え」「弱さ」と捉え、なかなかカウンセリングの場に現れてくれない方もいらっしゃいます。

ただ実は相談しないということはひとりで抱えてしまう…つまり客観性を失うことでもあるのです。
時にその人が持つ思い込みやこだわりが良くない方向に作用し、望む結果や意思とは逆方向に進んでしまうことも…。

あれれ?目標に向かって歩んでいたはずの私なのに、最近自分がわからなくなってしまった…そもそも私はどうしたいんだ?などと会社帰りにふと考えたなんてこと…あなたはありませんか?

例えば「この資格を取らなければ次のステップに進めない」「昇進しなければ幸せになれない」「あの人がここまでやってるのだから私もやるべき」「これを達成しなければ親に顔向けできない」など…。

心理士「中村亜希子」が社員に寄り添って相談を受けている様子 夢中で走っている時は、より良いコースに変更しようとは思いませんよね。そうなんです。自分ひとりでは気づけないものなのです。
そして、そんな気づけない自分を支えているのは少しばかり偏った思考です。
“こうでなくてはいけない” “こうあるべき”という考えがもたらすエネルギーは必ずしもプラスには作用しないのです。

ある日ある出来事をきっかけにストレスはあふれ出し、本来の自分の道ではなかったかもと気づいたのは良いけれど、自分で自分のことがわからなくなってようやく相談の場でお会いする…これまでそんな人々をたくさん見てきました。

「女性活躍推進」の裏側で揺れる女性たちの心

2020年に入り持続可能な開発目標(SDGs)を推し進める中「女性活躍」や「ダイバーシティ」といった言葉を見聞きする機会が多くなりました。
「2020年代の可能な限り早期に指導的地位に占める女性の割合を30%程度とする」目標を政府は掲げています。

私は年度が変わるごとに女性の管理職が増えることに期待が高まる一方で、メンタル面のサポートは
いつだれがするのだろう?と思うことがあります。

これまでは男性の管理職が圧倒的に多い日本において新たな役割を担うことになった女性たちは、チャンス!と同時にプレッシャーや戸惑いが生じることは容易に予測できます。
そういった立場となって、自分の進むべき道がわからなくなったという人々にお会いするからです。
ある調査では「役職を望んでいなかった」「他の女性社員から孤立した気持ちになる」といった声も上がっているそうで、急速な女性躍進の裏側に孤立や不安を垣間見ることができます。

「いやいや選ばれたからには弱音は吐かないぞ!」
「せっかく採用されたのだから期待に応えるように頑張る」
「女性としての細やかさも忘れずに」
なんて“気負って気張って気遣って”と、新しいタイプの3K(?!)にあなたがなっていないことを願うばかりです。

『ストレス社会からストレスケア社会を目指して』
―メンターそしてバディとして学びあるカウンセリングの提供を―

「働き方について相談出来た」「子どもへの声のかけ方が学べた」「考え方が変わった」などたくさんの感想を頂きながら今の私が思うのは『もっと日常的にサポートできる心理士でありたい』ということです。
女性躍進時代の今、いっしょうけんめい頑張っている女性に、メンター(相談者)であり、私も働く女性のひとりとしてバディ(仲間)でありたいと思いを強くしているところです。

「疲れて帰ってちょっと聞いてもらいたい…」「困ったときガイダンスを求めたい…」「うまくいったときには報告したい…」「自分の決意、コミットを報告したい」「ストレスケアの方法を知りたい…」etc.  
日常の問題やストレスを溜めず抱えず、うまくいったことも同じように話して…自分らしくこころ豊かに働く人をひとりでも増やすお手伝いをしたいと考えています。

イライラやもやもやが蔓延するストレス社会から、こころの健康を気づかう“ストレスケア社会”を目指すべくその可能性を探り続け、人々へ提供していけるよう注力してまいります。

中村 亜紀子
心理サロンもちの木が目標としているイメージ

健康とは「病気ではない」「弱っていない」ということではなく、肉体的にも精神的にも、 そして社会的にもすべてが 満たされた状態(well-being)にあることをいいます。
(世界保健機関(WHO)憲章から抜粋)

詳しくはこちら

心理サロンもちの木のこれからについて

オンラインで出来る心理学を活用したセッションを企画していきます。

第一弾としまして、
働く女性を対象とした「伴走型・学ぶカウンセリング」(※)をご用意しました。

働く女性は、会社や社会からのプレッシャーに耐え、孤独や不安を抱えながら我慢しがちです。
「いっしょうけんめいにがんばっている女性」が、人間関係につまずいたり、もやもやを引きずって時間を過ごすことなく、自分らしく自分に合った仕事をしたり、納得して人生を生きるお手伝いをしていきます。

※ マラソンでゴールを目指すためのコーチや伴走者的存在として「伴走型」とし、学びあるカウンセリングとなるよう「学ぶカウンセリング」と名づけました。

職歴や資格

資 格
  • 臨床心理士
  • 公認心理師
  • TFT思考場療法セラピスト
  • TFT一般講師
  • HRV呼吸コーチ
  • 英国ITEC認定アロマセラピストディプロマ
実 績
  • 臨床心理士としてカウンセリング業務・研修講師・メンタルヘルス業務
    ・大分県内企業(製造業など)
    ・大分県庁
    ・県内の市役所・保健所・病院等
    ・県内の中学校
  • その他
    ・ハローワークでの心理カウンセリング(就労支援)
    ・県内の中学校でのスクールカウンセリング
    など
発 表
・ソリューションランド(2016)
『中学校での「プラスのめがねプロジェクト」の取り組み』
 -学校風土として、ソリューションを根付かせる-
詳しくはこちら

・ソリューションフォーカス事例共有大会(2019)
『学校・職場のSF-Wi-Fiをオン!にする』
― ひとりの心理士が自分から始めてみたSF風土づくり物語 ―
詳しくはこちら

・ストレスマネジメント学会ポスター発表(2016)
於別府大学

・ストレスマネジメント学会ポスター発表(2017)
於北海道大学
趣味やパーソナル情報
好きなこと:温泉&自然散策
好きな料理や食べ物:和食とアジアン料理
好きな言葉:有無相生(うむそうせい)
尊敬している人:祖父母

もちの木心理セラピールーム別府

もちの木心理セラピールーム別府の内観写真

そびえ立つもちの木に見守られながら完成したセラピールーム。
いろんな時代の景色を見つめ生き抜き今もそこにしっかりと根ざすもちの木に、
これからの時代をも優しく強く生き抜いていけるよう願いをこめて「もちの木心理セラピールーム」と名づけました。

「書くカウンセリング」について

各カウンセリング 登録第5987693号
何故同じ悩みを繰り返してしまうのか? ――

まずはその思考のプロセスを知ることから始めましょう。

書くカウンセリングは、カウンセリング内容を一目で見て振り返りが出来ることが特徴です。

セッション後に「良かった!」「やれる!」と思っても、「聴いてもらった時は良かったが時間が経つごとに忘れてしまった」とか「理解したつもりだが自分に落とし込んで活用できなかった」などを理由に、不本意にも同じ悩みを繰り返している人が多くいらっしゃることに気づきました。

もう、同じもやもやを繰り返さない! ――

そこでセッションの内容を再現することができる「書くカウンセリングシート」を作成致しました。 見直しや振り返りにも活用でき、「カウンセリング後も学んだことを継続してます」「リワークに活用しています」とご好評いただいています。いつも同じことで躓いている、ネガティブ悪循環を繰り返している…という方にもお使いいただきたいツールです。

「書くカウンセリング」の活用実例
「ストレスチェック後の再現性のあるストレスマネジメント法について ―『書くカウンセリング』における怒りのコントロール事例―」と題し、2016年に日本ストレスマネジメント学会@北海道大学においてポスター発表を致しました。
以降、ストレスケア「セルフヘルプ(自助)力アップ法」、年度の振り返りと次年度に向けた「漢字一文字研修会」等々、クライエントのみなさまに役立つシートを作成しています。

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