行動変容とは何か?-新型コロナウィルスに打ち勝つために心理学が必要な理由
もちの木あこです。
「何も対策を講じなかった場合、
日本国内で42万人がなくなってしまう」
このニュースは何度となく繰り返されています。
私もこの脳内にしっかりとインプットされました。
では、対策を講じた場合は?
「人と人との接触を最低7割、極力8割削減」すれば、緊急事態を1か月で脱出できると訴えた。これにより、爆発的な感染拡大を回避、2週間後には増加する感染者数を減らし、封じ込めの可能性が出てくるとした。
https://www.yomiuri.co.jp/politics/20200408-OYT1T50083/
となるわけです。
↑↑↑この部分も同じ分量
ニュースで流して頂きたいと
個人的には思うのです。
でなければ、不安ばかりが先行して
どうすればいいのかを
考えることが出来なくなるからです。
とにかく
人との接触を8割減らせば、
この緊急事態をたった1か月で
脱出できるとのことなのです。
↑
このビジョン
この未来が明確になければ
人は目標に向かうモチベ―ションが
保てません。
ですから
ここを
より強調して訴えていくことが
人を動かす=行動変容へと
繋げるポイントなのです。
![](https://mochitree.com/wp-content/uploads/2018/02/鍵_1519706282-1024x574.jpg)
そのための
「行動変容を」
と、厚労省クラスター班の西浦先生は
強く訴えられているわけです。
大事なのはここから。
目次
行動変容がカンタンでない理由
どうやったら人は、行動変容ができるのか?
これが私たちにとって
大・大・大問題なのです。
「2M離れて話す」
「30秒以上手を洗う」
これは
行動変容ではなく
行動目標です。
行動変容とは
人々の行動面の変化で、従来の生活パターンから
自発的に行動パターンを変えることを指します。
掲げた行動目標を達成すべく
習慣となっている今の生活パターンを
主体的に変えることなのです。
習慣を変えるわけですから、
簡単ではありません。
そこには、心理的なものが大きく関わってきます。
![](https://mochitree.com/wp-content/uploads/2018/02/こころ_1519718224-1024x614.jpg)
行動変容を実現するには、
「8割減らす」
という大きな行動目標を
できるだけいくつも
具体的にしなければなりません。
それは
人それぞれの
行動範囲も行動パターンも違うからです。
この目標を達成するためには
それぞれが
きわめて具体的な行動をリストアップし行わなければ
達成できないでしょう。
では実際に
具体的な行動とは何か?
その方法と事例をお伝えしていこうと思います。
まず方法です。
「if-then」ー行動変容を実現する方法
これはとてもシンプルでわかりやすく
だれにでも取り組みやすいものです。
目標に向かって
- if
- then
計画を立てること。
- もし(if)〇〇〇したら
- そのとき(then) まず◎◎◎する
さらには、それを
見える化・文字化し、
リストアップすると
より効果的です。
![](https://mochitree.com/wp-content/uploads/2019/01/チェック_1547731725-791x1024.png)
たとえば
例1
■目的:人との接触8割減のため家で過ごそう
□目標「子どもをむやみに叱らない」
- if ➡ ①もし子どもに苛立ったら
- then ➡②まず空を眺め深呼吸する
例2
■目的:人との接触8割減のため家で過ごそう
□目標「不安と不満を家族にぶちまけない」
- if ➡①もし不満をぶちまけそうになったら
- then ➡②まずノートに気持ちを書いて眺めてみる
例3
■目的:人との接触8割減のため家で過ごそう
□目標「知り合いでもソーシャルディスタンシングを実行する」
- if ➡①もし知り合いにあって話しそうになったら
- then ➡②まず2M離れましょう、お互いのために!と伝えて話す。
整理すると、
■は目的
□は目標
①②は具体的目標リスト
です。
そして①②が出来て初めて
「行・動・変・容」と呼べるのです。
それぞれの
行動変容に繋がる
それぞれの
「if-thenプラン」を
増やしていけたら・・・
8割減も夢ではないと信じています。
■の目的に対し、□目標を決め、
①②のリストをいくつもいくつも作って
自分の行動変容を目指したいですね。
■目的 | 人との接触8割減のため 家で過ごす |
□目標 | |
① if | もし ➡ |
② then | まず ➡ |
あなたはいくつリストアップ出来そうですか?
良かったら例を参考に、
この表を埋めて作ってみてくださいね♪
考えやすい型をつくる
とはいえ、、、
そうはいっても、、、
「わかっちゃいるけど
それがなかなか・・・」
「頭ではわかっているけど
実際はやらない」
はい、そうなのです・・・。
人はわかっていても
なかなか
行動に移すのは難しいものです。
それが
自分にとって習慣=ルーティンとなっているものなら
よりやりたくない(変えたくない)という心境に
なってしまうのではないでしょうか。
ですから
出来るだけ
ストレスなく
簡単に
行動変容を起こすためには
考えやすく
繰り返し使える型
が大事なのです。
![](https://mochitree.com/wp-content/uploads/2018/02/往復_1519081729-1024x934.png)
さらには
それを書く=見える化することで、
効果はより上がっていきます。
書く作業が効果的であることは
脳科学的にも実証されています。
頭で浮かべるより
PCに打ち込むより
まずはノートに書き出してみませんか?
そうすることで
脳の前頭前野が活発に働き、意識が上がり
考えることを後押ししてくれます。
是非、↑の表で書き出してみてくださいね♪
+++++
新型コロナ行動変容のための緊急企画パート1
『 if then プランを作ってシェアしよう♪』
あなたの作ったif-thenプランがだれかの役に立つかもしれません☺
ので、ぜひお送りください♪
↓↓↓
PS
プランの作り方がわからないという方もコメントお待ちしてます♪
(コメントは即公開にはならない設定にしています)
PPS
10個、30個、100個!溜まったら
ご許可いただいたものをアップしたいと思います!
PPPS
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あなたの行動変容のリストをお待ちしています✨
みんなで今を乗り越えよう∞未来に繋ぐために?
![](https://mochitree.com/wp-content/uploads/2020/04/20200418_230057-1024x917.jpg)