「保護より機会を」は、だれのためにある言葉?!
『太陽と生きた医師 中村裕 ~No charity,but a chance!~』
中村裕博士は、大分県別府市にある太陽の家創設者であり、日本のパラリンピックの父と言われています。「障がい者の自立と社会参加」を実現させるために生涯を捧げた人です。 (大分OBS放送:2019.1.23 20時放送)
番組の中で、
「No charity,but a chance 」
という言葉が何度も出てきました。
意味は、「保護より機会を」です。
身体に障がいがあっても、
保護するばかりでなく、
社会参加への機会を、
という意味合いが含まれています。
50年以上の長い時を経て、現在は、
障がいがある方であっても、
働く機会、
スポーツをする機会、
街へ出かける機会と、
多くの機会が得られるようになったのではないでしょうか。
これからその機会をさらに広げていくための、
土台が出来たように思います。
この「保護より機会を」を、
あらためて考えてみました。
子どもを育てる、子どもに教える場面で、
大人たちは先走らず、その機会を、見守る。
大人が手を差し伸べれば、早いことも、
機会を与え、見守る。
出来ないことを叱るだけでなく、
今出来ていることにスポットライトを当てて、
次にできることを、一緒に探す。
あらためて、「保護より機会を」は、
子どもを育てる、
教育する上でも、
深い意味を持っていると
感じました。
明日も良い一日でありますように✨