寄り添うだけでは、解消しない時には・・・

これはもうお尋ねします。

あなたは”寄り添う”と聞いてどんな印象を持ちますか?

 

 

心理的カウンセリングでは、”クライエントに寄り添う”なんて表現をしたりします。何か隣に寄り添って理解している様子・・・を想像されるでしょうか。

 

 

そもそも私は、クライエントの方が、カウンセリングに来られる時点で、素晴らしいことだと考えています。それは、すでに「なんとかしたい」というスタートラインに立っているからです。

「え?そんなことで?」と思われますか?

 

 

これってとても大切なことなのです。

なんとかしたいと主体的な意識をもって来られる方は、どうなりたいという思いを明らかにし、目標を定め、達成へと向かっていく・・・構築的なカウンセリングが可能となるからです。

 

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私は働く人を対象としたカウンセリングが多いことから、なんとかしたい!、なんとかしなければ!という思いに至る人との出会いが多いと思います。

この場合、”寄り添う”だけでは対応が間に合わないというのが本音としてありました。何故なら、この部屋を出たら、すぐにまた仕事に戻らなければならないという状況を考えるからです。

そんな時方眼ノートメソッドがとても役に立ちました。臨床心理学に応用することで、クライエントの「なんとかしたい」に繋げるだけでなく、仕事の効率化にも使えるというものでした。

「書くカウンセリング」を思いついたのも、この頃です。

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またお会いします。