「日本製」と聞いて、どんなイメージを持ちますか?

これはもう質問させていただきます。

あなたは、「日本製」と聞いてどんなイメージを持ちますか?

 

 

私のお話を少し・・・小さい頃、これは日本で出来たものよ、これは日本の職人さんが作ったものよ、と、お米やお椀、包丁、、その他生活で目にするさまざまものを通して、日本という文化や技術を知りながら、大きくなりました。同時に、「日本人ってすごいんだぁ」と、外国人にはまねできない技術や勤勉さがあることを肌で知りながら大きくなりました。

大人になった今、日本の四季折々を美しく感じ、この風土を愛せるようになったのも、日本という存在に価値を感じているからだと思います。

 

 

一方で、外国にも良い製品がたくさんあることを知っています。ブランドのバックも好きです。それは日本の文化や風土を知り尽くした日本人だから、その価値を知ることが出来たのだと思います。

きっと、学校の先生(国語、社会、理科、社会、、ほぼどの教科からも)や両親から、その“価値観を育ててもらった”。そんな風に思います。価値があるとわかったから、大切にし、時には修理をして使う・・そんな風に育ったのだと思います。

 

 

とある学校長は、あるデザイナーブランドの制服を導入することにより、児童を「服育」するのだといわれました(〇育や、〇活と表現することについての議論はまた別の機会に譲るとします)。この文脈で解釈すると、この人の考える「服育」は、高価なものを、大切に扱うことを服を通して教育するという論理になってしまいます。

これを私なりの教育という視点と、プラスのめがねで考えなおせば、全く逆の考えに至ります。

 

 

大切に扱うべきものは、人が時間や労力を費やして作ったものへのリスペクトだと思います。

そして人が時間を費やすということは、命を削るということを、伝えたいですし、人の知恵と受けつがれた技術に畏敬の念を抱きながら、大切に大切に使うことを、教えたいと考えます。

 

われわれは資源のない島国に住んでいます。だからこそ、その人の中にあるエネルギーや能力をリソースとして、大人が責任をもって、子どもを社会に役立つ人に、世界に誇れる日本人に育てなければなりません。

本日心理臨床家として、子どものこころの教育に携わる端くれとして、気持ちを新たにいたしました。

 

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ところであの制服事件は、正解なのか不正解なのかと、たくさん記事になっていますね。

簡単です。

「あなたは、日本製と聞いて、リスペクトの念が浮かびますか?誇りに思えるもの(製品)を、知っていますか?」そして、「あなたは、日本を愛し、日本製のものを誇りと思う子どもを育てたいですか?」

 

 

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さて今日は、他国に自慢したい日本製のものを、方眼ノートにリストアップしてみようと思います♪

またお会いします。